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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2023.12.13号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『EV(電気自動車)政策に見る無責任政治・環境運動』
◆日本は関係ない「海洋ごみ問題」に目を付けた政治家たち
◆「EVフィーバー」に隠れた環境を脅かす落とし穴
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
◎『武田邦彦メールマガジン』バックナンバーはこちら
https://www.mag2.com/archives/0001571196/
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『EV(電気自動車)政策に見る無責任政治・環境運動』
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◆日本は関係ない「海洋ごみ問題」に目を付けた政治家たち
「環境運動」というのは、もともといかがわしいものが多いが、最近ではさら
にそれに団体の力、政治の力が加わってほとんど科学的な議論はできない状態
である。つまり、「人気取り政治家+環境ゴロ+視聴率狙いメディア」のタッ
グがかなり厳しい。
その一例が「プラスチックごみ」である。
海洋にプラスチックごみが増えたのは、主として中国船がごみを海洋に投棄し
ていたことによる。海洋プラスチックごみの30%が中国、20%がインドで
この2カ国で半分を占め、さらに先進国全体で2%程度と報告されている。日
本はさらに少なく、0.1%程度と推定される。
つまり、海洋ごみの問題は「ゴミはゴミ箱に」という基本原則を守らない国が
発生源であり、日本は全く関係ない。しかし、これに飛びついた日本がダメに
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