「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、メールマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。
(毎週火曜日発行)
第488号 2023.12.12発行
『男らしさ、女らしさをなくすべきか?』
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…人間、なろうと思えば、必ず何かの「被害者」になることができる。
現在の自分が不遇なのは自分のせいだと認めることができず、どこかに自分をこんなことにした「加害者」がいると思いたがる、不幸な人は必ずいる。
そして、そんな人を自分のイデオロギーのために利用しようという人も、必ずいるものだ。
11月19日に「国際男性デー」なるものがあったらしい。
「『男らしさ』という固定観念や、男性や男の子の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す日」なんだそうだ。
朝日新聞は今年初めて「国際男性デー」のイベントを開催、8回にわたって「らしさって 国際男性デー」と題する連載特集を組んだ。
朝日新聞がこの特集で「国際男性デー」の普及のためにどんな主張をしたのか、見てみよう。
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…月刊『Hanada』は12月も元気だ。
編集部のX公式アカウントが、河野太郎からブロックされたらしい。
SNSによって神経質な独裁者気質の顔が如実になった河野太郎も気になるところだが……今号の目玉記事は、百田尚樹、有本香、櫻井よしこの「日本保守党は王道を歩む」という鼎談だ。
「安倍晋三を尊敬する」「安倍なき自民党は最悪だ」と言いながら、日本保守党が批判している政策は、消費増税しかり、外国人労働者受け入れ拡大のための入管法改正しかり、ほとんど安倍晋三がやったことである。
彼らはどのように自分を納得させているのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…国会で議員が答弁中にスマホを使うのはマナー違反?生命至上主義が蔓延る現代日本で『ゴジラ-1.0』があのように描かれた意味とは?BRICSの拡大などロシアは持ち直した一方で、ウクライナでは厭戦気分が高まっているのでは?外国人観光客が戻ってきていることをどう思う?今まで聞いて来た中で違和感を持った曲は?「日清どん兵衛」のCM出演者が吉岡里帆さんからアンミカさんに交代した事で、賛否両論が巻き起こっている件をどう思う?「おぼっちゃまくん」がグローバルなポリコレの波に覆われる可能性はない?高等学校無償化に賛成?反対?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第517回「男らしさ、女らしさをなくすべきか?」
2. しゃべらせてクリ!・第444回「メリー苦シミマス! 地獄のサンタがやって来た~っしゅ!の巻【前編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第311回「河野太郎にブロックされているHanadaウォッチ…“安倍さんは奇跡”だって。
」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記
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