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2023年12月13日:ドル基軸体制の崩壊の時代へ
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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不意に、パーティー券での政治資金処理の問題が急に浮上し、自民党の崩壊の危機にすらなっていくかもしれないスケールの激震に見舞われています。「不意に」といったのは、この問題は約20年、政界の悪しき習慣として知られていたからです。誰でも、(当方も)知っていることでした。
とりわけ朝日新聞は、検察のリークに頼って、安倍派を攻撃していますが、全部の派閥の、たぶん半分くらいの議員が行っています。
安倍派と二階派が露骨だったということです。こうしたリークは、検察が世論を見るための目的をもって、行われます。新聞は調査ができないのでリークを垂れ流すだけです。
TVは、新聞の子供です。
論理的ではなく、主婦や年金生活者の情感に訴えるメディアです。
(注)週刊誌でも、65歳以上が対象の記事が激増しています。
調査では、国民の90%が、この不正を糾弾しています。名前が出た議員は、次の選挙が危うくなる。自分たちが約20年に複数回払ってきたパーティ券です。支払いには国民が関与しています。多額に販売してきた有力な議員ほど、選挙民から信用を失って当選が困難になるいう事態は、政治を変えます。
2万円のパーティー券の販売は、派閥、または個人政治家の資金源でした。1枚2万円のうち、80%から90%が収入になります。20万円までは無記名です。
政党の議員数と得票数に比例する政党助成金(315億円)と企業献金は、党に対するものです。
一方で、派閥と個人の収入源は、政党が意図して、法的な抜け穴を作っていたパーティー券の販売でした。党という組織と政治家は、倫理的に、腐っていたのです。倫理は「人の道」、そこから脱線し砂利道を走ってきたのが、多くの有力政治家です。
菓子折は上げ底で下に1万円札も慣習でした。江戸時代の賄賂の悪代官。夏は氷代、冬はモチ代という古色蒼然の言葉がまだ、生きています。
【議員の収入】
議員個人には、公設秘書3人分の人件費(月額43.6万円×3名=130万円と諸手当)が支給されています。議員1名は、年間2225万円の報酬の他に。月100万円の、使途が自由な文書費をもらっています。新幹線グリーン車は、タダです。
1人平均は5000万円くらいになる政党助成金、議員報酬2222万円、秘書報酬1560万円、文書費1200万円、交通費の無料1000万円くらいであり、合計は1億985万円です。
世界のトップクラスでしょう。大企業のCEO並みです。国会議員数は半分でいい。地方議会も半分でいい。中選挙区に回帰したほうがいい。
この実質収入でもまだ2000万円平均くらいが必要なのでしょう。
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