『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!
VOL.447 / 炭酸泉の体表の泡は払った方がいい?
2023年12月13日発行
今週の目次
1.コラム~うつうつ湯避行 = 房総のファーストクラス民宿に泊まってきた
2.今週の“一湯”両断!= 炭酸泉の体表の泡は払った方がいい?
3.不定期連載 郷土の味 逍遥 = 「滋賀県東近江市の鮒鮓」
4. 読者からのお便りコーナー = 番外編・メルマガ読者飲み会の打診
5.ただいま仕事中!&発刊済みのお仕事一覧
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1. コラム〜うつうつ湯避行 #447
「房総のファーストクラス民宿に泊まってきた」
日曜、月曜の1泊2日で、大学時代の友人夫婦とともに南房総岩井海岸にあるファーストクラス民宿R『まごえむ』に泊まってきた。
1泊2食付きで一人の料金が1万9800円という民宿らしからぬ高級宿だが、なにしろ民宿なのに全室露天風呂付き客室で、その客室も素晴らしくおしゃれ。
飯は2人で1尾伊勢海老がつくほか、真鯛のしゃぶしゃぶ、地魚の刺し盛り、ムツの煮付け(尾頭付きが2人に1尾)、その他もろもろと夕食も朝食も豪華で、初めて同行した友人夫妻も「この宿、すごい、想像以上だ」と喜んでくれた。
まあ、この宿は拙著『発見! ファーストクラス民宿R』で紹介した中でも五指に入るおすすめ宿なので、自信を持ってご紹介できた。
今回の旅には、僕としてはおそらくは10年ぶりくらいにノートパソコンも持っていかなかった。
完全なオフ。
おかげでかなりゆっくりできた。
一方、体調の方は万全とはいかず、鼻のムズムズ感は無くなったが、喉の痛みが残っている上に、口の中じゅうが口内炎のように痛い。
毎日3回、医者に出してもらったうがい薬で洗っているのだけれども、なかなか良くならない。
オマケに、先週くらいから始まった下血も、そんなに大量ではないものの、毎日続いている。
そのせいだろうけども、非常に体がだるい。
僕は国指定難病である潰瘍性大腸炎の既往があり、緩やかだが再燃していると見ていいと思う。
この病の場合、申請をして認められれば毎月の治療費の上限が決まるのだが、今年は色々と忙しすぎて申請期限に間に合わなかった。
しかし、また新規に審査してもらうと通らない可能性もあるので、遅ればせながら今月中に保健所に電話をして尋ねた上で、書類を送付してみようと思う。
話は変わるが、先週のニュースでたまげたのは大谷翔平のドジャース移籍と、その想像を超えた契約金の額である。
10年で1015億円。
そのようなお金がどこにあるのだろうか、と思ってしまうのだが、あるところにはあるということで、才能があって努力も惜しまなければ、夢は叶うと思わされる。
僕は才能もない上に、努力すらもしていないので、こんなにもお金がないのである。
至極当たり前のことなのである。
せめて努力だけでも惜しまない人間であろう、と思って生きてきたのだが、もはや気力も無くなった。
ある時をきっかけに人生がまったく変わってしまったという思いもある。
果たして、もう一度チャレンジをする機会が与えられるのであろうか。
そのチャンスを逃さないように、やっぱり努力を惜しまず生きていきたいと思う。
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