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大学生の大麻使用 大学はどう対処すべきか

メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
 2023年8月に日大アメフト部寮内から大麻の寮を警視庁が家宅捜索したところ、寮内で大麻と覚せい剤の成分を含む錠剤が発見され、3年生部員1人が覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで逮捕された。日大の不祥事は珍しくないので、違法薬物まで手を出すほど墜ちたかと他人事のように思えていた。  しかし、11月の早稲田大学相撲部員の大麻取締法違反での逮捕のニュースには、さすがに驚かざるをえなかった。内々の調査では、相撲部組織ぐるみでの行動ではないようである。しかし、現役学生の逮捕は衝撃的であり、連帯責任の議論はあるが、相撲部は現在も活動停止となっている。

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  • メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
  • 精神科医の西多昌規(にしだ まさき)です。メディアなどで話題となっている、あるいは世間の関心を集めている事件や出来事を、精神医学やメンタルヘルスから読み解き、独自の視点をもとに考察していきます。医療・健康問題だけでなく、政治経済や社会文化、芸能スポーツなども、取り上げていきます。*個人的な診察希望や医療相談は、受け付けておりません。
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