2023年 51号 【長尾和宏の痛くない死に方】
長尾和宏です。昨日の関西は曇っていたけれど12月半ばとは思えない、生暖かい風が吹い
ていました。大阪は19度。東京は22度。千葉は26度だったんだって?なんじゃそりゃ。
それでも街を歩けばコロナのことなんか忘れて忘年会やクリスマスパーティに燥ぐ若者達。
コロナウイルスより、今は熊が怖い、トコジラミが怖い、と言いあっている。
本当に怖いのは、人間だよ? ああ。ほんとうにもうコロナは終わったんだなあ。
井上陽水の『傘がない』ではないけれど、「それはいい事だろう?」と口ずさむ。
コロナは、終わったのかな。
でも、コロナワクチン被害は、終わらない。いや、終わらせちゃいけない。来年になったら
「コロナワクチン被害? それはもう終わったことだから」と政府が言い出しそうで怖い。
実際に終わっているのは、岸田政権。
〇12月14日 時事ドットコムニュース
岸田内閣支持17パーセント 裏金疑惑で続落、不支持58パーセント
―自民支持も2割切る・時事世論調査
時事通信が8~11日に実施した12月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比
4.2ポイント減の17.1パーセントとなり、2012年12月の自民党政権復帰後の
調査で最低を更新、初めて1割台に落ち込んだ。支持率が2割を下回るのは、民主党政権
が誕生する直前に調査した09年9月の麻生内閣(13.4パーセント)以来。
内閣支持率が政権維持の「危険水域」とされる2割台以下となるのは5カ月連続で、政権
復帰後の最低更新は3カ月連続。
自民派閥の政治資金パーティ券収入を巡る裏金疑惑が支持率低下に拍車を掛けている
模様だ。不支持率も3カ月連続の悪化で、前月から4.9ポイント増の58.2パーセント。
不支持率が5割を上回るのは2カ月連続で、政権復帰後の最悪を更新した。
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〇12月15日 FNNプライムオンライン
内閣支持率はついに10%台に突入!「火の玉」ならぬ「火だるま」の岸田おろしは
いつ始まるのか
「政権が倒れる数字」
週末に行われたFNN(フジニュースネットワーク)と産経新聞の合同世論調査で
「青木率」が50パーセントを切った。
「青木率」とは青木幹雄元官房長官が唱えたとされる指標で、内閣支持率と政党支持率
を足した数が50を切ると「その政権は倒れる」という恐ろしい数字だ。
しかしまだその先があった。
14日に出た時事通信の調査では内閣支持率が4.2ポイント下落して17.1パーセントと
なり、ついに各社のトップを切って10パーセント台に突入したのだ。
来週の月曜に世論調査の結果を出すのは通常だと読売新聞と朝日と毎日の番なのだが、
今回の閣僚交代を受けてどうやらさらに下がりそうなので、こちらも10パーセント台が
出るのではないか。これは政権末期の風景だ。
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