[発想源]6981：金額で可視化する　(Sp1027-2/2)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆【ビジネス発想源 Special】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2023/12/16　 Magazine by M.Hironaka ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ビジネス発想源 Special』第1027号、 第2部です。第1部と併せてご活用下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●今週の「日本改造発想源」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 政治に対する知識も興味もほぼない筆者が、 日本国を良くする工夫を思いつきで語ります！ ───────────────────── 【第36回】大学無償化の少子化政策は うちには3人の子どもがいるため、 先日報道された、3人以上の子どもの世帯に 大学の授業料を2025年度から無償化する 制度について、よく感想を求められます。 うちの妻なんかは、この制度を聞いて 「うちは3子だー」と喜んでいましたが、 私自身は、超愚策にしか感じませんでした。 個人的に愚策だと思う理由には 大きく2つあって、まず1つは、 「3人以上の子どもの世帯はOKで、 　2人以下の子供の世帯はNG」 という線引きの意味が曖昧なこと。 少子化対策という意味であれば、 1子より2子、2子より3子、 そして9子、10子……と優遇度が上がる、 ということなら理屈は通ります。 でもどうして2人から下は全部ダメで、 3人から上は全部同じなのか、 という線引きは、非常にテキトーで、 必ず批判の材料になると思うのです。 じゃあ3人の子供の家族で、1人目の長男が 学校を卒業して扶養から始めたら、