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[高野孟のTHE JOURNAL:Vol.630]どこまで切開できるのか、派閥の構造的裏金システムの深い闇

高野孟のTHE JOURNAL
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高野孟のTHE JOURNAL Vol.630 2023.12.18                  ※毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】 《FROM THE EDITOR》 おかげさまで退院することが出来ました 【2】《INSIDER No.1236》 どこまで切開できるのか、派閥の構造的裏金システムの 深い闇/特捜がここまで踏み切った理由 【3】《CONFAB No.596》 閑中忙話(12月3日~16日) 【4】《FLASH No.543》 「前原新党」が一大野党勢力出現へのトリガーにならな い理由/日刊ゲンダイ12月7日付「永田町の裏を読む」 から転載 ■■INSIDER No.1236 23/12/ 18 ■■■■■■■■■■ どこまで切開できるのか、派閥の構造的裏金システムの 深い闇/特捜がここまで踏み切った理由 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  政治資金パーティーをめぐる裏ガネ問題。東京地検特 捜部は地方からの応援検事を含めて50人体制で取り組ん でいるが、捜査の下支えをしているのは検察事務官100 人の「ブツ読み」部隊。押収した膨大な資料を読み込ん で、矛盾点に付箋を貼って検事に上げていく。まさ に“動かぬ証拠”がこれから議員、秘書、会計責任者、 派閥事務員の事情聴取に突きつけられてゆく。  捜査は次の3ルート:(1)安倍派の裏ガネのキック バック、(2)自民党5派閥のパーティー券収入の不記 載、(3)岸田派、二階派のパーティー券収入の過少申 告──。リクルート事件以来の布陣である。とはいえ、 こうした裏ガネ捻出は30年以上前から永田町では公然の 秘密だったから、なぜ今まで特捜部はメスを入れなかっ たのか。 ●元特捜部長が語った“タブー”

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