▼▽▼ Vol.470
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佐高信の筆刀両断~中村哲という希望~
2023/12/22
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◆目次
1・筆刀両断 中村哲という希望
2・『噂の真相』人名録(36) 中森明夫
3・雑記
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1・筆刀両断 中村哲という希望
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山形出身のジャーナリスト、
高世仁との共著で『中村哲という希望』(旬報社)を出した。
副題が「日本国憲法を実行した男」。
憲法は護るものではなく実行するものだと喝破した中村は
アフガニスタンの砂漠を緑地に変え、
軍備によらない平和を実現した。
澤地久枝との共著『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る』(岩波現代文庫)で、
中村はこう言っている。
「よく憲法改正が話題になりますが、
私が言うのは、憲法改正の投票は、
日本がアメリカの51番目の州になるかどうか、
国民投票で決めてからにしてくれと・・・・(笑)。
でも、なかなか冗談が通じないです」
また、参考人として国会に呼ばれて、
中村はイラクへの自衛派遣は有害無益だと断じ、
自民党議員から猛烈な野次を浴びせられた。
その時のことを振り返りながら、中村は嘆いた。
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