貞子第二メルマガ：「安倍派パージ」という「政治の迷走」の中で、「正常化」へ舵を切りやすくなった植田日銀。

日本の政治が迷走しています。 「増税めがね」「増税アホめがね」とのあだ名に腹を立てた岸田首 相は、安倍派の思想に触れて減税に取り組み始めました。 そのせいで、岸田首相は日本財務省から強い反感を買ってしまっ たと聞きます。 「日本財務省による岸田降ろし」が始まりました。 「岸田降ろし」の一環で、東京地検特捜部も財務省に協調して、自 民党の政治資金の流れを調べ始めました。始まりは、「内部告発 （？）」だったと聞きます。 特捜部が資金の流れを調べているうちに、「安部派の政治資金規正 法・違反」が露呈しました。 その余波を受けて、岸田政権も支持率が急低下、今や岸田政権は 「レームダック化」「風前の灯」です。 このまま「安倍派パージ」が続くのかというと、今後は安倍派も必 死の巻き返しを図ることでしょう。 今や自民党内部では経済問題そっちのけで「激しい権力闘争」が 繰り広げられているとも聞きます。 「裏金」や「使途不明金」は、どの政党にもどの派閥にも存在して いることなので、今後は内部告発合戦・リーク合戦になってゆく かもしれません。 今回の裏金問題で、日本の政治がどこへ漂流して行き着くのか（言 い換えるとリフレ派がパージされるのか？それともリフレ派の復 権はまだあるのか？？？）、目が離せません。 一方、本日１２月１９日は、日銀の政策決定会合が開かれていま す。 安倍派パージの中で、政治的にも植田日銀総裁は「正常化」に向け て舵が切りやすくなっています。 今回の日銀政策決定会合では、おそらく政策は変更されないでし ょう。記者会見では「近いうちのマイナス金利解除」「正常化への 道筋」が示唆されることでしょう。 この日の日銀政策決定会合を境に、ますます「ドル安円高」トレン ドが明確に定着することでしょう。 ドル円は、２０２４年半ばには１ドル１２５円を目指すことでし ょう。