拾われし者|No.166|原田寛|芦原英幸と直弟子たち
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メールマガジン『拾われし者』 No.166
テコンドーの組手
テコンドー同階級のオリンピック候補選手との初対決を終え、「今の、空手スタイルでは、とても太刀打ち出来ないのでは?」と、自分なりに思った感想を正直に舘先生に伝えた所、意外な受け応えが返ってきた。
「たしかに、テコンドー自体の基礎的な動きが出来ないと通じない。
そうなのかもしれません・・・。
日本国内だけのレベルを考えるなら。
しかし、すでに完成されてしまっている今の国内での日本人同士の組手では残念ながら全く、世界には通じないのが実態なのです。
今年から、テコンドーの組手ルールも改正され、押しからの攻撃が可能になりました。
実際、ルール改正後の国際大会では、海外選手の押しの強さからの跳ね飛ばした後の攻撃で、日本選手は全滅でした。
それが、今の現実のテコンドー界のレベルの実態です。
とてもじゃないですが、来る東京オリンピックでメダルを目指していくなんて非常に難しい、夢の又夢の様な現実が待ち受けています。
幼少から、テコンドーだけのトレーニングをし、すでに完成形に近い形に来ている子らでは、中々、海外選手のアグレッシブさに通用しないのが現状なのです。
だからこそ、フルコンタクト空手の利点をも活かした海外選手にも通ずる新たな発想の組手の確立も必要な時期に来ています。
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