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【日本の底力】連絡船が廃止され、観光地として「廃墟」と化した伊勢志摩の「御座」…しかし、太古の昔から続くこの地の共同体も文化も、未だ死に絶えてはいません。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
先日、所用で「賢島」まで行って参りました。 「賢島」というのは、三重県の「伊勢志摩」にある代表的観光地で、真珠の生産拠点としてよく知られた地です。 「賢島」には、近鉄のターミナルがあり、大阪・京都・奈良・名古屋からそれぞれ、「近鉄特急」でアクセスできます。 奈良生まれの当方は、子供の頃から家族旅行といえば「賢島」を中心とした(伊勢や鳥羽)等の伊勢志摩は、(有馬温泉と並んで)最も足繁く旅行で訪れた、大変思い出深い地です。 大人になってからも、(串本と並んで)身近な磯釣り場として、グレを釣りに一時期は毎週通い詰めるほど、この地にまいっておりました。 そんな僕がいつも通い詰めていた釣り場所は、賢島からさらに、20分ほど連絡船に乗ってようやく付ける、志摩半島の先端、志摩エリアの最奥に位置する「御座」というところ。 この御座白浜には、「海の釣り堀」があり、真冬になって磯釣りではつれない時期でもここでゆっくり釣りができ、ハードな釣りができない学生や年老いた(生前の)父親などを連れて行ったりしておりました。

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