_________________________
/ 2023年12月22日発行 /Vol.593(2/2)
_________________________
「人生に座右の銘はいらない」
読者からの相談や質問に松尾スズキが独自の視点でお答えします!
Q.半年前に過労で倒れてから休みをしっかり取ったり、働き方を変えようと思っているのですが、自分が仕事量を減らすことで他の誰かの仕事が増えると思うと申し訳ない気持ちがぬぐえません。松尾さんもずいぶん前に仕事を休まれたことがありましたが、周りの方の反応や、かけた迷惑のカバーなど、覚えておられたら、休む英断をされた先輩として教えて頂けませんでしょうか。(33歳、女性、会社員)
A.休むべきときは、迷惑をかける相手のことなど考えていられないときなんですよねえ。
そして、いつまでも迷惑をかけることに思い煩う人が、過労死にいたったりするんでしょうね。
わたしが休んだときに思ったのは、「まあ、休んでも世の中まわる」というのと、「まわらない部分も、あるにはあった」ということでした。それに関しても、そのときは「ま、しょうがないか」と思えたのでした。過労になるほどがんばったというのは、そのぶん誰かのためになっていた、ということでしたから。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)