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【渡辺勝幸4847号】仁の人は天下に敵なし

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4847号 令和5年12月22日(金)   発行部数 9,735 部 【仁の人は天下に敵なし】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【仁の人は天下に敵なし】 本章は、甚だ主旨が明らかにしにくい。 もし漠然と読書法を論ずるものと見るならば、 「尽く書を信ぜば、則ち書なきに如かず」、 書物をことごとく信ずるならば、かえってないほうがよい、 という一句が主意であって、 「吾、『武成』に於て」云云、 わたくしは『書経』武成篇においては二三節を信用するだけです。 以下のことばは、その証拠として引いたものにすぎなくなり、 その意味は、まさに万章上篇第四章の、 詩を説くことを論じて『雲漢』の詩をその証拠に引いているのと同様です。 しかし、このように説くならば、 本章の意義は甚だ浅くなってしまうのです。 その上、『詩経』『書経』『易経』『春秋』などについては、 疑うべき点が見当らず、たまたまそれがあったとしても、それは字句の末の問題であって、 大義に関係したものではなく〔『雲漢』の詩の類〕、 または読者が自身の見解にこだわっているのであって、 その書物自体の本義が誤っているのではありません〔『武成』のごときもの〕。 しかしながら、秦・漢以後、『楽経』は亡びてしまい、 『礼記』は後世の補入があって純粋でなく、 そうであるから、すべてを信ずるわけにはいかないのですが、 孟子の時代には、まだそのようにはなっていなかったのでした。

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  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
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