□■【石原加受子】自分の価値　■□

□■□　石原加受子の実生活に使える「意識のお話」　□■□ 「自分中心心理学」は、自分を愛するための心理学です。 「自分を愛する」には、自分を核とします。 可能な限り自分の心に寄り添い、自分の心を裏切らない。 そして、自分の心を満たす。 そうなれば、自分の「願い」は、ストレートに叶います。 …………☆★☆★☆…………☆★☆…………☆★☆★☆………… □■【石原加受子】自分の価値　■□ ※今年も読者の皆様、大変お世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。　 数年前は、自分が他者から評価されていて、自信に満ちていた けれども、いまは、評価されなくて、どう自信を取り戻してい いかわかりません、という相談がありました。 その人は、「他者が、自分をどう評価するか」が、自分の価値の バロメーターになっていました。 価値判断の基準を仕事の能力に置いて、「他者の評価」を気にし ていれば、他者から評価されなくなった途端に、自信をなくし ていくでしょう。 その人は、「どうすれば、自信をとりもどすことができますか」 と、問います。 その問いは、 「どうすれば、他者の評価をとりもどすことができますか」 という意味です。 自分自身では、自分のパファーマンスが落ちたとは、思ってい ません。 ただ、少し自分の仕事ぶりがペースダウンしている間に、他の 人たちが、自分の仕事の領域にどんどん侵入してきて、「私しか できない」と油断している間に、自分の居場所も奪われそうだ、 ということのようでした。 その人は、客観的には、とても有能で、他者と肩を並べて張り 合い、長年トップの一群に属していました。 能力を発揮できるときは、他者からの評価が、逆に自分を奮い 立たせたりもするでしょう。 しかし、そんな動機で仕事をしても、いつか息切れするときがき ます。 そんな弱音を吐いているその人に対して、私は、 私はもう、「そろそろ、潮時なのでは」と考えていました。