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・陰謀論という陰謀
では陰謀とは何だろう。古今東西、政治とははかりごとだ。そもそも、多くの人間が様々な利害を持って集まっている社会に、普遍的な正義は望めない。多数決では約半数が不満を感じ、君子による独裁でも万人に正義を貫くことは不可能だ。加えて、独裁は階級社会を産みがちだ。
また、他国との軋轢に対して、負ける戦いに挑む政治家は二流だ。自国民に多大な犠牲を強いるだけで、得るものがほとんどないからだ。
一方、勝てる戦いだけをする政治家は一流だ。自国民に多大な犠牲は強いるものの、得るものも大きいとは言えるからだ。
その点、共存を図る政治家は超一流だ。自国民に強いる犠牲は最小限で、中長期的に得るものが大きいからだ。
その見方をウクライナ戦争に当て嵌めると。ゼレンスキーは二流、プーチンは一流、ゼレンスキーによって投獄されたウクライナの政治家メドベドチュクは超一流だった。
これをガザでの戦争に当て嵌めると、ハマスは二流、ネタニヤフは一流、昔のアラファトは超一流だとなる。
バイデンは、岸田は、何流なのだろうか?
・日銀の目論みとそのリスク
日銀は12月19日の金融政策決定会合で、現行の大規模金融緩和政策の継続を決めた。マイナス0.1%の政策金利を続けるほか、長期金利上限のめどを1.0%のままとする。また、12兆円のETF購入枠などを含めた量的緩和政策も現状維持とした。
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