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「世界経済・市場花だより」第652号 米国株は一時浮かれ過ぎの反動、日本株は日銀の動向で騒ぎ過ぎ/材料極めて少ないが、波乱の年末か

馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
******************************* 馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」  ******************************* 第652号(2023/12/24) 米国株は一時浮かれ過ぎの反動、日本株は日銀の動向で騒ぎ過ぎ/材料極めて少ないが、波乱の年末か この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。 ※ 自主開催セミナーの予定です(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。 1/7(日)浜松町(7/30) 1/27(土)高岡(2/25) 2/3(土)大阪(2/18) 2/10(土)浅草(12/20)(残席:8) 2/17(土)福岡(3/20) 2/24(土)ウェブ(5/150) セミナーのスケジュールは、 http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。 上記ページには、自主開催以外のセミナーの予定も載っています(1/21(日)FIWA主催のウェブセミナー)。 ※ PHP総研「2024年版 PHPグローバル・リスク分析」が、公開されました。世界の様々なリスクを、多面的に簡潔に論じています。 https://thinktank.php.co.jp/policy/8299/ 上記リンクのページにある[PDFで本文を読む]をクリックすると、誰でも登録などせずに無料で読むことができます。ぜひご一読ください。馬渕も一部を執筆しています。 【お詫びと訂正】 前号のメールマガジンの「過ぎし花」において、SEP(Summary of Economic Projections、景気、物価、金利等のFOMC参加メンバーによる見通し)と金利先物市場の織り込み度合いの比較を述べている個所において、下記の通り誤りがありました。 (誤) まず、金利の先安観については、FOMC直前の先々週末(12/8、金)の時点では、米金利先物価格から市場における2024年末の政策金利見通しを推計すると(シカゴ取引所のデータによる)、4.0~4.25%(0.25%幅5回分の利下げ)が最も確率が高い、という形で、前回のSEPの4.75~5.0%(2回分の利下げ)をはるかに上回る利下げ回数の期待でした。 (正) まず、金利の先安観については、FOMC直前の先々週末(12/8、金)の時点では、米金利先物価格から市場における2024年末の政策金利見通しを推計すると(シカゴ取引所のデータによる)、4.0~4.25%(現状から0.25%幅5回分の利下げ)が最も確率が高い、という形で、前回のSEPの5.0~5.25%(1回利上げした後で2回分の利下げ、差し引き現状から1回分の利下げに相当)をはるかに上回る利下げ回数の期待でした。 お詫び申し上げます。 ☆過ぎし花~先週(12/18~12/22)の世界経済・市場を振り返って <米国株価は一時「浮かれ過ぎ」の反省局面、日本株は日銀の金融政策決定会合に振られ過ぎ、米長期金利の動向からうかがえる暗雲> (まとめ) 先週の米国株式市場は、滑り出しは引き続き金利低下懸念に浮かれて上値を伸ばし続けていましたが、12/20(水)に突然崩れました。その株価下落の理由がいろいろと取りざたされていますが、実際には何の要因もなく、浮かれ過ぎだったのでその反省が迫られただけだ(当然の株価下落だった)と考えます。このように、何かの材料があろうとなかろうと、米株価が突然崩れることは、今後も増えていくでしょう。

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