こんにちは河合薫です。
本メールマガジンでは「健康社会学」を軸に、ときにシリアスに、
ときに面白く、ときにお色気も交えながら生き方・働き方を考える
情報をお届けします。
2023年ももうすぐ終わりです。
今号が最後です。「メルマガ年末特別号」としてお届けします。
年明けは10日(水)が第一弾になります。
引き続きかわいがっていただけるとうれしいです。
メルマガではみなさまからの活発なご意見もどんどん反映させ
ていきますので、kaorunseizin@gmail.com までお寄せください。
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コンテンツには連載形式になっているものもありますので、
途中からご購読の方はお読みいただければ幸いです。
http://www.mag2.com/archives/0001677062/
デキる男は尻がイイー河合薫の『社会の窓』 Vol.355
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:: 目次 ::
1.年末特別企画・・・年明け発売・新刊『働かないニッポン』プロローグより(転載厳禁)
2.2023年の終わりに----読者のみなさまへ
3.年末年始の体調予報
4.出演情報・著書のお知らせ
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1..年末特別企画・・・新刊『働かないニッポン』プロローグより(転載厳禁)
発売前の新刊『働かないニッポン』のプロローグの一部を、抜粋して紹介します。
メルマガ読者さま、限定です。転載はご容赦いただきたく存じます。
どうかご理解くださいませ。
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プロローグ
<働き損の国>
この本のタイトルは『働かないニッポン』。手にとってくださった人の中には、「そんな
わけないだろう」と口を尖らせたり、「街を歩いてみろ!みんな必死に働いてるぞ」と頬を
膨らませたり、「世界に誇る長時間労働国だぞ! ん?」と自慢していいものかどうかと迷い
つつも不機嫌になったりする人もいるかもしれません。
はい、おっしゃるとおりです。日本人はよく働きます。高度成長期には海外から「働きバチ」
と揶揄されるほど働き、バブル期には「 24時間働けますか」を合言葉に、ジャパニーズビジ
ネスマンは勇気のしるしをアタッシュケースに詰め世界を飛び回りました。
日本経済が低迷してからも日本人の勤勉さは注目され続け、2016年にニューヨークタイムズ
に掲載された「 公衆の面 前で昼寝? 日本では、それは勤勉の証しである(和訳)」という
微妙なタイトルの論考で使われた「 inemuri」は、会社や上司に尽くす日本人の真面目な
働きぶりの象徴として知られるようになりました。
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