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◇◆GELマガ Vol.644◆◇
〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜
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1.選手を成長させられる監督を
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/【コラム】
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小川優介のFC琉球への完全移籍が発表された。
3年間の在籍期間で出場は1試合。レネ・ヴァイラーの優しさで起用された出場
機会だった。力がなかったわけではなく、鹿島で試合に出る、という気持ちが
弱すぎた。小川自身が自分のことを一番信じていなかったように思う。テクニ
カルなプレイヤーがJ2の舞台でどれだけ輝けるのか、また琉球でどんなポジシ
ョンで起用されるのかはわからないが、なんとか公式戦で活躍する姿を見せて
欲しい。
鹿島アントラーズは、選手を成長させることでチームも成長させてきたクラブだ
。それは、退任した岩政大樹監督も強く意識する要素だった。
「僕はこのクラブは基本的にやはり選手を育てて勝たせるというのが、ある意味
地方クラブですから、必要だと思いますし、それが鹿島のスタイルだと思ってい
たので、やはり若い選手には期待をかけましたし、期待をかけるってのは別に甘
やかすわけじゃなく出場機会を簡単に渡すわけではなく、しっかりとフェアな競
争の中で、少しずつ声をかけながら、足りないものを上乗せしてもらって、ここ
に適用してもらう、ということをしていく作業を、粘り強くやったつもりです」
シーズンの終盤に師岡柊生と松村優太が来季に期待を抱かせる活躍を見せ、シー
ズンを通しては佐野海舟、関川郁万、早川友基といった若手が主力として活躍し
た。佐野は町田ゼルビアでキャリアを開始した選手だが、その他の選手はみんな
鹿島生え抜きの選手たちだ。そういう選手たちがJリーグを代表する選手になっ
ていくことで、鹿島はチームとしての力を蓄えていく。
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