第627号
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岩上安身のIWJ特報!
「ワクチン」と称するmRNA脂質ナノ粒子製剤接種による死亡・健康被害の実態!
その根底にあるものと対策、民主主義・科学と医学の危機など「5つの危機」
岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事・福島雅典氏
インタビュー
(その1)
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2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症は、感染症法の分類で季節性インフ
ルエンザと同じ「5類」に引き下げられた。これに伴い、国が行ってきた感染者
数の全数把握は終了し、「マスク、うがい、消毒、3密回避」への人々の意識も
急速に緩んでいき、世の中は「コロナ前」に戻ったかのような「空気」が広がっ
た。
振り返ると、日本で最初の感染者が確認されたのが2020年1月。感染力が強い
未知のウイルスで有効な治療薬もない。この時は、結核やSARSと同じ危険度の「
2類相当」に指定された。コロナ禍の始まりである。
医療現場をはじめ、人々の生活全般が大混乱に見舞われ、志村けんさんや岡江
久美子さんなど、感染した著名人の訃報も相次いだ。政府は緊急事態宣言を出し
、街から人の姿が消えた。そんな中、唯一の光明のように「感染しても重症化を
防ぐ」というワクチンが登場する。
2021年1月、菅義偉総理(当時)は、河野太郎行政改革担当大臣をワクチン接
種推進担当大臣に任命し、自衛隊を使ったワクチンの大規模接種を実施した。自
治体や企業単位の接種も始まり、メディアはこれを大きく喧伝、人々はワクチン
予約に殺到した。
しかし、国民がワクチン接種を義務や救いのように思い込み、2回、3回と回数
を重ねていくうちに、接種後に身体の異変を訴える人が増えてきた。その症状は
多岐にわたり、死亡例も少なくない。いわゆる「コロナワクチン後遺症」と呼ば
れるものだが、医療機関を受診しても「ワクチンとの因果関係は不明」とされる
ことも多く、患者は途方に暮れているのが現状だ。
「ああ、バカなことやってる。こんなことやってたら死ぬに決まってる」
そう話すのは、世界的に知られる医学事典『MSDマニュアル』日本版の総監修
を務めた、京都大学名誉教授の福島雅典氏である。
・京都大学名誉教授・福島雅典氏(2023年11月16日、IWJ撮影)
https://bit.ly/48xKSki
福島氏は2023年11月16日、名古屋で岩上安身のインタビューに応じ、薬剤疫学
の専門家の視点から新型コロナのmRNAワクチンの問題について警鐘を鳴らした。
過去の薬害に詳しい福島氏は、このワクチン後遺症の原因究明、治療法の開発
を目指して、同じ問題意識を持つ医師や研究者らと共同でワクチン問題研究会を
立ち上げ、代表理事を務めている。
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