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黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」
2024年1月3日号(第528号)
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みなさん、こんにちは。黄文雄です。
明けましておめでとうございます。本年が皆さんにとって幸多き年であることをお祈り申し上げます。
さて、昨年の大晦日、習近平が異例のテレビ演説を行い、台湾統一を改めて力説しました。しかし、その直前に軍部の粛清が発表されたため、政権内部で大きな異変が起こっていると噂されています。
さらには軍のクーデターや習近平暗殺までもが予測されており、2024年は習近平政権にとってきわめて緊迫した年になるとも目されています。
今週のニュース分析はこの点について分析・解説しました。
その他、盛りだくさんの内容でお送りします。
1 今週のニュース分析
☆【中国】大晦日を祝うことすら恐れる習近平
☆【中国】「日本の不幸を喜ぶ中国人」が中国共産党に危険視され始めた
2 日本人が知らない中国の正体 第15回
☆中国を蝕む「八毒」と「七害」
☆「新聞はウソを伝える」が中国では常識
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1 今週のニュース分析
☆【中国】大晦日を祝うことすら恐れる習近平
◎中国の習近平主席、台湾の統一は「歴史的必然」 新年あいさつ、改めて表明
https://www.sankei.com/article/20231231-PJMCBWDBBRPYFBRBLK4GXWUOO4/
習近平は昨年末12月31日の大晦日に異例のテレビ演説を行い、台湾統一について「歴史的必然」と述べました。1月13日に行われる台湾総統選挙を直前に控え、自らの決意を表明したと見られています。
言うまでもなく、台湾人の多くは中国との統一を望んでいません。にもかかわらず、このような発言をするということは、武力統一をほのめかす脅しだという見方もあります。
ところが海外のチャイナ・ウォッチャーや学者によれば、習近平は5年~10年は外国と深刻な軍事衝突をする気構えはないはずだと分析しています。というのも、軍部の腐敗があまりにも深刻だからです。
https://news.ltn.com.tw/news/world/paper/1623701
12月29日、中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会は、突然、中国軍司令官だった高官など9人を解任しました。解任の理由は発表されていませんが、9人のうち5人は人民解放軍ロケット部隊で、司令官だった李玉超も含まれていました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-30/S6GU35T1UM0W00
これは武器購入による疑惑によるものだという噂が飛び交っていますが、このレベルの高官の解任は、さらなる上級高官が粛清される前段階であり、まだまだ問題解決には程遠いと見られています。
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