第296号(2024年1月5日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
読者の皆様、新年あけましておめでとうございます。
いつもメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』をお読みいただきありがとうございます。
本年も皆様にいろいろな情報をお届けいたしますので、
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
今年は元旦から能登半島地震が起き、石川県、富山県、新潟県など広範囲にわたって大きな被害に見舞われました。
多くの方が命を失い、まだ倒れた建物の瓦礫の下で助けを待つ人々もたくさん存在しています。
心よりお見舞い申し上げます。
また全国から集合したレスキュー隊が、頻繁に起こる余震と戦いつつ、懸命の救助活動に勤しんでおられますし、
全国から支援も届き始めています。
一日も早い復旧を祈ります。
また1月2日には羽田空港C滑走路においてJAL516便と、新潟に支援物資を輸送する予定だった海上保安庁の航空機が衝突し、
海上保安庁の5名の乗員がお亡くなりになり、JAL側では奇跡的な脱出劇が話題になりますが、
14名の方がけがをされるなど、大変な事故が起きました。
原因究明はまだこれからのようですが、二度とこのような事故が引き起こされることがないように祈ります。
さて、今週号の内容ですが、まず【1】の
『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、
昨年から引き続き【待遇や条件を改善するための交渉術】についてお話しします。
【YESを急ぐなかれ】
【給与・報酬にばかり囚われないように】
【自身からの提案を決して正当化するなかれ(Not Justifying your counter-offer】についてお話ししてきました。
今日はちょっと角度を変えて
【目先のカッコよさよりも、自分が本当に価値を感じるものにフォーカスしよう】
というお話を、MLBのFA交渉を例にお話しします。
その注目の内容は、本編をお楽しみに♪
次に【2―国際情勢の裏側】ですが、今週も国際情勢は流動的に動いています。
年末年始も関係なく、継続されるイスラエルによるガザへの攻撃と、
ハマスとその仲間たちによるイスラエルに対する攻撃も激化していますし、
イスラエルによるイラン革命防衛隊幹部殺害を受けて、イスラエルとイラン間の緊張も高まり、
その舞台となったシリア、そして隣国レバノンでも反イスラエルの動きが活発化しているとのことです。
戦争の長期化と飛び火が懸念されます。
もうすぐロシアによる侵攻から2年が経過するウクライナ情勢も緊迫度を高めています。
年末にはロシア軍による大規模なミサイル攻撃が行われ、キーウを含む複数都市で大きな被害が出ています。
同様の攻撃は断続的に行われていますが、これがロシア側の戦略・戦術の変化、
特にアップグレードなのかどうかは分かりません。
ロシアからの攻撃に対抗し、ウクライナ軍によるロシア・ウクライナ国境の街への大規模なミサイル攻撃が行われ、
病院などの民間施設が攻撃により破壊されたとの情報もあり、ウクライナ軍による攻撃のエスカレーション傾向がうかがえます。このような攻撃が今後、ロシア・ウクライナ戦争のエスカレーション傾向に繋がるのかどうかは
今後の動きを見る必要がありますが、こちらも戦争の長期化と飛び火が大いに懸念されます。
その他はコソボ情勢、アゼルバイジャンとアルメニア間の緊張、スーダンの内戦、ミャンマー内戦など、
2024年も懸念すべき案件はたくさんあります。
今回【2-国際情勢の裏側】では、年始最初の号ということもあり、
【2024年に起こりうる国際情勢の見込み】
と題してお送りいたします。
今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
それでは今年第1号となる今週号、スタートします★
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)