異常に強いアメリカ雇用市場

異常に強いアメリカ雇用市場 おはようございます 今年が始まって、円のインデックスが1.72%も下落をしています。1/4からスタートと考えるとわずか１営業日で1.72と考えるとこの数字は異常だと言えると思います。本日はこの原因を考えていきたい、と思います。 ■強いアメリカの雇用 常日頃、アメリカの雇用は１１月近辺と言っています。これはアメリカの歳末商戦、休暇などが起因である、ということを言っています。しかし、近年では、感謝祭、ビックフライデーが年間の売り上げのｐｅａｋであったのがそれが長期化して12月まで売り上げが上がっている状態です。 12月の売り上げの数字は、11-12月にかけての金利の低下によってドル安が大幅に進行していますので、おそらく大きく売り上げがあがるだろう、ということです。たとえば自動車のセールスなどはEVの在庫が積みあがっている(減税にも関わらず)、という話がありますが、以下は販売数です。 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-total-vehicle-sales.png?s=unitedstatotvehsal&v=202401041513V20230410 ガソリンカーを含めての数字ですが、10-11月は売り上げが低調だったのにも関わらず、12月には激増をしています。これは、いつもいうようにドル安の影響になると思います。 ゆえに、消費者信頼感指数などが今後、発表されていくと思いますが、これらの数字は良化すると見込まれます。もちろん、小売売上なども。 そのような状況を受けて、きのうは木曜日ですので、一連の失業者関連の数字がでてきました。 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-jobless-claims.png?s=ijcusa&v=202401041425V20230410 失業保険申請者数