2024年01月05日
■ 新NISA導入で「好業績&高配当銘柄」に脚光
まずもって、このたびの能登半島地震において被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。心穏やかに過ごせる日が1日でも早く訪れることをお祈りしております。
年明け早々から震災や事故の心痛む報に触れ、心穏やかでないムードのなか迎えた今年の大発会は、日経平均株価がマイナスでのスタートとなったものの、プライム上場銘柄の7割以上が上昇し、33業種中の26業種がプラスで引けるなど、一定の安堵感を覚える展開となった。
東京エレクトロンやレーザーテックなどが大幅な下げに見舞われたことで、半導体関連株全般が冴えない動きとなる一方、復興関連ということで建設株の一角が買われるなど、なかなか物色の矛先が定まりにくい状況にあるが、そんな中で全体に強含みでの推移を続けているのは、やはり「好業績&高配当銘柄」。実際、昨日は「NEXT FUNDS 日本高配当株アクティブ上場投信(2084)」の上げも目立った。
昨日から新NISAが導入され「少なからぬ個人が高配当銘柄に目を向けやすい」と誰もが考えるが故であろう。一気に買いの手が回るというわけではないが、先回りして買っておこうという向きが増えると意外なほど早い段階から値上がり始めることも期待される。何より、安心感が強い。
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