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先物・オプション戦略週報
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☆ 日本株式市場
先週の日本市場は月初の買い、年初の買いが入り堅調ではあったものの半導体関連銘柄などハイテク銘柄が米国のハイテク銘柄の調整を受けて売られ、上値の重い展開となった。為替が円安に振れたことで売り難さも見られるが、買われすぎ銘柄の空売りが積み上がらず、買い戻し一巡となったものから売られた。それでも、NISA拡充などもあって割安銘柄などが買い直されて下支えとなり、総じて堅調な年始となった。
今週は買い戻し一巡となったものから売られる流れは続きそうで全体に冴えない展開となると思う。11月の四半期決算の発表も始まり、決算動向次第だが、円安一服となり、中国の景気鈍化などが懸念されるなかで好調な決算が維持できないとなると、決算発表銘柄以外の銘柄も手仕舞い売りに押されることになるのだろう。好調な決算が発表されても円安効果ということであれば、先行きへの警戒も出てくると思う。
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