165中編「ブギスの路地裏探検続き。中国とアラブ世界探訪！」

久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」 授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと 毎月第1-4 火曜日発行 vol.165 2024/1/9発行 *========*========*=======*=======* ブギスの路地裏探検続編。中国＆アラブ世界探訪！ *========*========*=======*=======* １. 今週の東奔西走＆七転八倒（続き） ＞ブギスで降りよ！マーケットと路地裏を探検せよ！（続き） ２） 中国的叡智？生命の神秘と未来をマーケットで さあ、ブギスのディープな路地裏探検を続けましょう。 ブギスストリートから離れると、 オレンジ色の瓦屋根の手前に黄色い教会が見えました。 その前を、青とピンクの韓国製タクシーが走ります。 おそろしいことに、少しずつですが、 日本の精妙な伝統色「百鼠四十八茶」を愛する 私の色彩感覚が狂い始めているのがわかります。 ああ、それなのに私は、 フォーチュンセンターなる怪しい名称のビルに 足を踏み入れてしまいました。 この吹き抜けに個性がぶつかり合う 色とりどりの看板が並ぶさまは、 昔の日本の銭湯の中を派手にしたようです。 よくよく看板に眼を凝らすと 日本にはないものばかり。 「ミャンマー.フィリピン.インドネシア人メイド紹介」 「梵天道　ブラウマ文化芸術センター」 「タイ国の仏教おまもり店」 「南無阿弥陀仏」 「貴金属、金のロレックス買取」 「水晶」 そうそう。二階の「UME SAN 100」は、 シンガポール初の梅酒＆ハイボールバーだそうです。 なぜか日本語で書いてありますね。親切！ さあフロア探検を続けましょう。 千狐茶館のかき氷にも、 福康推掌保健中心のヘルスマッサージにも 惹かれたのですが、 挑戦できなかった私は 旅人としてまだまだ修行が足りませんね。