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国際戦略コラム有料版p0801.「ほぼトラ」をひっくり返せるか

国際戦略コラム有料版
******************************  国際戦略コラム NO.p0801       ??? http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???           2024.01.08       ??? ******************************        「ほぼトラ」をひっくり返せるか _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2024年は、11月の米国大統領選挙予想と結果に振り回される ことになる。果たして、「ほぼトラ」をひっくりかせるのか?ウク ライナ戦争やパレスチナ戦争もトランプ氏が当選すると悲劇的にな るので、先手を打つ必要になる。この予想と対策を検討する。               津田より 0.米国と世界の状況 ------------------------------ NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、 2023年12月19日は251ドル高の37,557ドルと最高値更新、29日は 37,689ドルで、2024年1月2日は25ドル高の37,715ドル、3日は284ド ル安の37,430ドル、4日は10ドル高の37,440ドル、5日は25ドル高の 37,466ドル。 先週、株価は200ドルの下落でした。そして、ナスダックは、5日連 続の下落で、やっと5日に止まった。これは、アップル株の3.6%下 落で起きて、昨年11月13日以来の安値になった。最新型iPhone(ア イフォーン)の需要が振るわないとの見方に基づき、同社の株式投 資判断をバークレイズが「アンダーウエート」に引き下げたことが 響いた。 1月金曜日発表の12月の米非農業部門雇用者数、21.6万人増、平均時 給は前年比4.1%増、失業率3.7%となり、米長期金利は4.1%近辺に上 昇し、ドル・円相場は145円台になっている。これは、FRBが当分利 下げをしないということによる。 イエレン米財務長官も、 「我々が今見ている状況はソフトランディ ングと言える」とのべている。 しかし、雇用統計を詳細に見ると、フルタイム労働者は、153万人減 で3ケ月ぶりに減少し、パートタイム労働者は逆に7.6万人増で、2ケ月 連続で増加し、複数の職を持つ者は、22.2万人増で過去4カ月で3回 目の増加になっている。非常に強いわけでもないようだ。 その上、米12月ISM非製造業景況指数は、前月比2.1ポイント低下の 50.6で、低下幅は昨年3月以来の大きさである。雇用の指数は7.4ポ イントと大きく低下し43.3と、2020年7月以来の低水準となった。 米ISM製造業総合景況指数も47.4と、14カ月連続で縮小圏にとどまっ ている。受注の軟化が響いた。 当分、景気後退ではないが回復でもない水準を維持することになり そうである。

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