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ビジネス知識源プレミアム(水曜刊:660円/月:税込)Vol.1397
<Vol.1397号:新年の増刊:2024年の金融・経済(1)前編>
2024年1月7日:2026年までに通貨の大転換の可能性
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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新年も、はや7日、3連休を経て「社会」が動きはじめます。個人は、個人の自由意志で動きますが、個人のコミュニケーションによる集合である「社会」は、個人の行動とは次元が違う集合的な動きをします。
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<Vol.1397号:新年の増刊:2024年の金融・経済(1)前編>
2024年1月7日:有料版・無料版共通
【目次】
■1.「社会」という、個人を超える存在
■2.ファイナンス(=金融)の理論
■3.規則性のない価格の予想の、唯一の方法は確率である
■4・ボリンジャーバンドと推計の統計学
■5.価格変動幅のボラティリティが示すこと
■6.金利の本質
■7.リーマン危機は、2000年以降、金融工学(デリバティブが増えた金融)の危機だった
■8.付論:政府の、新NISAの旗振りの愚かさ
【後記】
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■1.「社会」という、個人を超える存在
例えば、株や通貨では、個人の売買が価格変動のもとですが、投資の集合での結果作られる株価や通貨のレートは、個人の意思と関わりがない。そういった意味での「社会」です。個人の政権支持と異なる結果を示す、世論調査の支持率も、「社会」のものです。
社会は、自分と他人の集合です。他人は、私の意思では動かない。つまり、日本の社会全体は、1.2億分の1である自由意志をもつ個人とはかかわりなく、動きます。頻繁な株式投資家は日本では約700万人とされますが、700万人の集合意志が、株価を決めています。
社会である経済に対してもっとも大きな影響を与えるのは、日本では株価と通貨のレートです。日本の株価は、東証の70%を占めるガイジンの主にオフショア(タックス・ヘイブン)からの売買によって決まっています。方法では、その70%がコンピュータアルゴリズムによる売買です。アルゴリズム(算式)とは、コンピュータプログラムのロジックです。
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