『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2024年1月8日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2024年1月8日号
●赤羽雄二の視点:成長できたのはどんなときか(『成長思考』その4)
●今週の相談
・新年の抱負を守れたためしがありません。今年こそはと考えているのですが、何かいい方法はないでしょうか。
・転職したいと考えていますが、転職の採用面接が非常に苦手です。これまで2回、転職しましたが、どちらもとても辛く、二の足を踏んでいます。どのように考え、準備すればいいでしょうか。
・DX推進リーダーを拝命しました。ただ、役員や部長の理解が浅く、前途多難です。どうすれば今はそっぽを向いている彼らにその気になってもらえるでしょうか。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:成長できたのはどんなときか(『成長思考』その4)
いつの間にかできるようになった
成長できたと感じる最たるものは、「できなかったことが、いつの間にかできるようになった」ということではないでしょうか。
会議で発言を求められると、いつも頭が真っ白になって何も発言できなかったのに、いつの間にか、きちんと説明し、上司も納得して前に進むようになった、ということがあると思います。
企画書や報告書を何度書いても、真っ赤に直されていたのに、いつの間にか、2、3カ所の指摘だけで通るようになった、ということもよくあると思います。
途中で自分が嫌になり、上司が憎く見え、「誰がこんな会社に」と思い、心の中で悪態をついたりしてきたのに、振り返ってみると、実は急成長していた、ということもよくあることです。
テニスでは、ボレーが苦手だったけれど、いつの間にか、まあまあできるようになり、安定してコースをねらえるようになって、気がついたら、ゲームの決め手になっていたという方もいると思います。
同じことは、ゴルフでも、スノーボードでも、マラソンでも、料理でも、ギターやピアノでもありそうです。
夢中でやっているうちに「壁を乗り越える」ことが結構ある、という例だと思います。
私にも、こんな経験があります。
最初に入った会社(コマツ)では、人前で発表する機会がまったくありませんでしたが、マッキンゼーに入ると突然、プレゼンテーションをする立場になりました。
しかし、慣れないなかでプレゼンを続けていると、いつの間にかできるようになりました。練習をした記憶はあまりありませんが、報告書を読み込むなどはしていました。
また、マッキンゼーでは、クライアントへの毎月の報告会に向けて70~100ページの報告書を作成するのですが、かなり長いあいだ、これを苦手にしていました。テキストの書き方やチャートの描き方などの見本を多数集めましたが、どうしてもしっくりきません。
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