『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!
VOL.451 / 読者コーナー「能登大地震現地体験レポート」は必読!
2024年1月10日発行
今週の目次
1.コラム~うつうつ湯避行 = 「能登大地震現地体験レポート」は必読!
2.今週の“一湯”両断!= 本年の初湯の予定が決まった!
3.不定期連載 郷土の味 逍遥 = 「東京都江東区の深川飯」
4. 読者からのお便りコーナー = 能登大地震現地体験レポート
5.ただいま仕事中!&発刊済みのお仕事一覧
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1. コラム〜うつうつ湯避行 #451
「読者コーナー『能登大地震現地体験レポート』は必読!」
今年に入ってすでに10日が過ぎた。
お正月休みも終わり、昨日あたりから仕事始めという人も多いのではなかろうか。
僕の方は前号でも書いた通り、元日以外はずっと仕事をしていた。
ただ、4日だけは隣町にある出雲大社埼玉分院へ出かけ、山のようなお願い事を念じ、お札を購入して帰ってきた。
ついでに御神籤を引いたら、なんと「大吉」であった。
ここ10年ほど見たことがない文字。
どうかいい事が起こりますように。
さて前号でも書いた通り、メルマガ読者の「おかもとさん」が年末年始に友人とともに能登へ旅行をして被災し、奇跡的に三が日に無事帰宅したとのこと。
その被災時の行動の一部始終を、同行した読者の「かっしーさん」が渾身のレポートに書いて送ってくれた。ものすごいリアリティが感じられて、現地の息遣いが聞こえてくるような名文である。
マジで必読、名作、傑作と言える。
正直、非常に長いので2号に分けて紹介しようか悩んだのだが、あまりにも見事な臨機応変の判断と実行力がすごいので、この勢いは文章を分割すると死んでしまうな、と思って今号にすべてを掲載している。
はっきり言ってしまうが、どこの新聞記事よりも読み応えを感じた。
もちろん悲惨さもいたたまれなかったのだが、一方で、被災地での人との助け合いの心がひしひしと感じられて、日本はまだまだいけそうだ、という気にもなった。
しかし、それにしてもだな、日本国民はこのような素晴らしい精神性を持ち続けているのに、政治家のアホどもときたら、なんという体たらくか。
呆れてものも言えないねえ。インボイスとか導入したら、おそらく個人事業主の半分以上は廃業の憂き目に遭いそうだ。
お前たちのいうことに従う気が失せる。
ま、負け犬の遠吠えなんだろうが、今年はなんとか人並みに仕事をして生活していければ、と願ってやまない。
新年早々非常に景気が悪い話だが、我が事務所はこのままでは早晩解体しないといけない状況だ。
いつか文学の神様が降りてきて、小説でも書いて一発当てて……などという虚しい妄想をしてみるのだが、無理だろうなぁ。
なんだか、一生懸命生きているのが切なくなるねえ。努力が足りないんだ、きっと。
そんなわけで、今号もどうぞよろしくお願いいたします。
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