○●―――――――――――――――――――――――――――
黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」
2024年1月10日号(第529号)
―――――――――――――――――――――――――――●○
みなさん、こんにちは。黄文雄です。
能登半島地震の被災状況が次第に判明するにつれ、改めて被害の大きさが認識されるようになりました。被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震については、台湾はじめ海外でも連日大きく報じています。ただ、海外では単に被害の大きさを伝えるだけではなく、日本人の忍耐強さや規律正しさもあわせて報じられています。東日本大震災のときもそうでしたが、こうした困難な状況においてもパニックにならない日本人の姿が、改めて海外で衝撃を与えているようです。
今週のニュース分析はこの点について分析・解説しました。
その他、盛りだくさんの内容でお送りします。
1 今週のニュース分析
☆【日本】またもや海外が驚嘆、日本人の忍耐強さと規律正しさ
☆【台湾】今度の総統選挙は歴史の転換点となる
2 日本人が知らない中国の正体 第16回
☆世界市場の80%のニセモノが中国産
☆ウソから生まれた人間不信の社会
―――――――――――――――――――――――――――
1 今週のニュース分析
☆【日本】またもや海外が驚嘆、日本人の忍耐強さと規律正しさ
地震被害の実態が明らかになるにつれ、世界各国からも支援を呼びかける声が大きくなってきています。とりわけ、台湾でも今回の能登半島地震については早くから大きく報道され、台湾政府は6000万円の寄付を発表しましたが、これ以外に、民間からは1月5日から7日までの3日間で4億円近くの寄付金が集まりました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/930392?display=1
東日本大震災のときも、台湾は220億円という、世界一多額の義援金を寄付しましたが、それだけ台湾人にとって日本は特別な存在だということの現れでもあります。
前回のメルマガでは、中国人アナウンサーが能登半島地震を「報い」だと発言したことや、中国のネットで日本の不幸を喜ぶ声が多数上がったことについて紹介しましたが、こういう点からも、中国人と台湾人はまったく別の人種だということがわかります。決して「同じ中華民族」などではないのです。
台湾政府の外交部長は「日本有事は台湾有事だ」と発言しましたが、これは言うまでもなく、安倍元首相の「台湾有事は日本有事だ」を意識したものであり、日本と台湾が価値観や危機意識を共有し、「日台はともにある」ということを改めて示しました。
台湾では、日本にすらない安倍元首相の銅像が建てられています。
https://www.sankei.com/article/20240108-5TUF6RKIDFIO7M7OZEUNF42PXU/
多くの海外のメディアが被災した現地に入り、被災者の苦境を伝えていますが、その一方で、被害を最小限にとどめるための日本の努力についても称賛しています。産経新聞の報道では、イギリスのBBCは「被災のたびにこの国は学び、規制を改めた」と報じ、フランスのリベラシオン紙は日本の耐震基準を「世界で最も厳しいもの」と評価し、Jアラートについても「非常に効果的だ」と称えたそうです。
https://www.sankei.com/article/20240107-T25IN2DV4VOUJBVOT7XZN7VL5M/
また、台湾の中央通信社は、七尾市を取材した記者が、家屋の倒壊状況に衝撃を受けたとしながらも、復旧作業を整然と行う様子に、「日本人の節度と忍耐強い性格」を感じたとも報じています。
1月2日に羽田空港で起こった日本航空機と海上保安庁の航空機の衝突事故についても、JALの乗員乗客全員が無事に避難できたことについて、海外では「羽田の奇跡」として称賛されています。しかし私は、これは単なる偶然が起こした奇跡ではなく、日本人だから可能だった「必然」だと思います。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)