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能登地方にみる高齢者のメンタルヘルスの今後

メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
 2024年元旦は、能登地方の大震災という忘れられない元旦となった。わたしの実家は、能登地方の入口・羽咋市である。母や弟夫婦など家族や実家に被害はなかったが、断水は今も続いているという。東京にいたわたしも間接的には当事者であり、地元の惨状には心が痛む。軽々しい発言はできない心境だ。  能登地方もこのところ地震は起こっていたが、奥能登の珠洲市に限局したものが多かった。今回の大地震の被害は、石川・富山・新潟県など広範囲に及んでいる。わたしが大学進学で上京するときに、母から「関東は地震が多いから大変だ」と心配されたが、今考えれば皮肉な結果となってしまった。

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  • 精神科医の西多昌規(にしだ まさき)です。メディアなどで話題となっている、あるいは世間の関心を集めている事件や出来事を、精神医学やメンタルヘルスから読み解き、独自の視点をもとに考察していきます。医療・健康問題だけでなく、政治経済や社会文化、芸能スポーツなども、取り上げていきます。*個人的な診察希望や医療相談は、受け付けておりません。
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