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AI祭だったCES 2024。でもそのAI、今までと何がちがうんですか 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.547

石川温の「スマホ業界新聞」
-------------------------------------------------------------------------------------- 石川 温の「スマホ業界新聞」 2024/01/13(vol.547) -------------------------------------------------------------------------------------- 《目次》 1.今年のCES 2024は「AI祭」につきる ----でもそのAI、今までと何が違うのか 2. IT軸で開発が進むソニー・ホンダ「AFEELA」 ----ヒョンデとボッシュは「水素」に注力 3.Apple Vison Proが2月2日発売へ ----日本から購入することは可能なのか 4.今週のリリース&ニュース 5.編集後記 -------------------------------------------------------------------------------------- 1.今年のCES 2024は「AI祭」につきる ----でもそのAI、今までと何が違うのか ------------------------------------------------------------------------------------------ CES 2024を一言で振り返るならば「AI祭」に尽きるだろう。 毎年、年始に開催されるCESは、その年のテックトレンドを占うイベントとなっており、最近では「IoT」や「スマートホーム」などがテーマとなっていた。しかし、どちらも先細りというか、本格的に普及しているところまでは至っていない感がある。確かに、過去のCESを振り返って見ると、「今年のテックトレンドはこれだ」といっても、実際、ユーザーに定着することはなく、肩透かしに終わるというのを毎年、繰り返しているだけだったりする。 今年の「AI祭」に関しても、例えばフォルクスワーゲンがChatGPTに対応したカーナビを発表していたが、やれることといえば「周辺のレストラン検索」や「ちょっと寒い」と声をかけたらエアコンの温度を上げてくれるといった「別にChatGPTじゃなくてもいいんじゃない?」というレベルだったりする。

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  • 日々、発信されるスマートフォン関連のニュース。アップル・iPhoneにまつわる噂話から、続々と登場するAndroidスマートフォンの新製品情報。ネットワーク障害やキャリアの新サービスなど、話題に事欠かないのがスマートフォン業界です。膨大なニュース記事があるなか、果たして、どの情報が重要で、今後を占う意味で重要になってくるのか。ケータイジャーナリスト・石川 温が独自の取材網を生かしたレポート記事を執筆。さらに業界のキーマンにもインタビュー取材を行い、スマートフォン業界の「今」を伝えます。スマートフォン業界人の「必読紙」を目指します。
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