日銀1月会合をめぐる政治環境
日銀は来週の22,23の両日、今年最初の金融政策決定会合を開きます。元旦早々能登を襲った大地震が日銀の出口策の出鼻をくじくこととなりましたが、このところ日銀に対する内外の政治圧力に変化が見られます。昨年秋までは主に海外から国際金融資本による緩和継続圧力がかかりました。その中で日銀は何とかYCCの弾力化にこぎつけました。
しかし植田総裁が12月7日の国会で「チャレンジング」発言をして以降、むしろ国内からの政治圧力が強まり、12月の会合では新藤経済財政担当大臣が政府委員として出席、監視を強めました。結局12月は出口策を見送ることになりましたが、1月以降日銀がどのように正常化を進めるのか、内外の政治状況をまとめてみました。
「外圧に変化」
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