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もしかすると将来記憶に残る上昇局面を目の当たりにしたかもしれません。2024年が始まってまだ6営業日。誰がここまで日経平均株価指数が急騰することを年始に予想していたでしょうか?フローの力は凄い。結局マーケットはフローだということを改めて感じさせる1週間でした。米国市場は予想通り経済指標ガチャ状態。どうやら投資家の利下げ期待は一旦落ち着き新たな金利動向を織り込みに行く展開のようです。もちろん上がり続けるマーケットはありませんのでこの動きがどのように落ち着くかを見ていく展開です。なお16日はマーティン・ルーサー・キングの日で米国市場は休場となります。それでは今週の週刊xoxoスタートです。
xoxo
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今回のテーマ
1.『びっくり予想』なくてもびっくりした日経平均の急騰劇
2.パイパーグロース株分析:メンタルヘルステクノロジーズ(9218)
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1.『びっくり予想』なくてもびっくりした日経平均の急騰劇
一体何が起きたんだ?
と思わせるような不意を突いた日経平均株価指数の急騰劇でした。
2024年マーケットが始まってまだ1週間程度ですが振り返ってみると1月4日大発会当日の安値が32600円台で金曜日引けが35500円台、実に10%近く上昇している訳です。
さらにSQ値が36000円を超えている...
この動きだけ見ても少々異常
いや投資家がかなり焦って指数を買う、もしくは買い戻したことが見て取れます。
■指数主導の動き
以前こちらのメルマガでも書きましたが投資家が急いである国のエクスポージャーを増やしたいと考えた時手っ取り早く指数先物や主要指数連動型ETFを購入します。
それからアクティブファンドであれば個別銘柄調査や分析をして指数をアウトパフォームするべく個別株のウェイトを調整していきます。
個別銘柄だと投資家はよく本尊という言葉を使います。
所謂その銘柄の動きをコントロールしている主となる投資家の事を一般的に指すと思います。
指数にとっての本尊は一体誰なのでしょうか?
もちろん指数ですから少ない資金で動きが出せる訳はありません。
しかし今回の上昇で明らかになったのは
指数にも本尊がいる
ということ。
今回の上昇の本尊は明らかに海外投資家であり、さらに細かく見ていくとその海外投資家の中でもSQに絡んだ指数オプションをやっている僕は欧州系投資家及びフランス系証券会社が初動を作ったと見ています。
つまり昨年来ずっと33500円を上値にSQを抑えていた連中が、指数が上抜けし34000円をつけストップロス注文を巻き込みながら急騰した瞬間損失回避のデルタヘッジの買いが入りさらに上に上昇した。
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