■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■
<1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>
ビジネス知識源プレミアム(水曜刊:660円/月:税込)Vol.1399
<Vol.1399号:日曜増刊:有料版・無料版共通:
2024年の社会・金融・経済(3)後編>
2024年1月14日:2026年までに通貨の大転換の可能性
水曜日に定期刊行の正刊は、有料版だけです。
土曜または日曜の、不定期な増刊は有料版・無料版共通です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
論考/業務の案内
https://www.cool-knowledge.com/
有料版の新規登録/解除
https://mypage.mag2.com/Welcome.do
https://www.mag2.com/m/P0000018?reg=mag2top
購読方法や届かないことについての問い合わせ(メールアドレス)
→Reader_yuryo@mag2.com
著者:システムズリサーチ:吉田繁治
感想等のメール:yoshida@cool-knowledge.com
正刊の有料版では、スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。増刊の共通版は、改行したものだけです。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
玄関に、毎年、正月用に家人が活けるカサブランカの花があります。芳香を放つ百合です。ゆっくりひらいて、満開を過ぎるころが、ほぼ14日目です。正月という気分の晴れた感じがなくなり、日常に戻る時間でしょう。過去の基礎的なことが転換していく「激動の2024年」の幕開けでしょう。
<2024年の社会・金融・経済(3)>の後編をお届けします。
年初は、いわゆる専門家によって、各所で1年後の株価予想が行われます。
最初に、「こうした専門家の予想」が、どれくらいの確度をもつものか検証します。
アナリスト予想は、直近の年度のボラティリティ(年間の価格変動幅)の範囲内での、強気なら少し上、弱気なら下の単純なものであることが明らかになるでしょう。
統計的な標準偏差(=ボラティリティ)の確率を使うので、若干、難しく感じる人がいるかもしれない。しかし株価変動の標準偏差は、株価ではもっとも「基本的なこと」なので、株を売買する人は、理解しておく必要があります。
標準偏差の確率と同じものであるボラティリティを理解していない人が圧倒的に多いので(推計で90%)、アナリストという職業があるのかと思うくらいです。
【身長の予想】
例えば、今日はじめて会う人の身長を予想する。男性の身長の平均が170cm、仮に標準偏差の1倍が7cmと知っていれば(=これが情報)、予想できます。
会う相手が、170cm±7cm=163cmから177cmである確率は、68.3%です(標準偏差=統計的な偏差の1倍の範囲)。
163cm以下である確率は2.3%、177以上の確率も2.3%です(平均+標準偏差の2倍の範囲:マレに起こるテールエンド)。
【成績の偏差値】
学校の成績の偏差値と同じものです。テストの偏差値は、(個人の点数-平均点)÷テストの点数分布の標準偏差×10+50、です。
平均点が60点、点数のバラツキを計算した標準偏差(エクセルのSTDEV)が15点の幅(これが株価のボラティティ=価格の変動幅)、自分の点数が80点なら、80-60=20、20÷15×10=13.3、この13.3に、50を足して63.3が、テスト成績80点の偏差値です。
確か中学か、高校だったか数学の教師が考案したものです。
現在、偏差値は、個人に対して公開されるのでしょうか。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)