田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.454
さすが日本を代表するビジネススクール~一橋大学ビジネススクールICS、地政学・地経学第一講義
珠玉の時間であった。まさに世界中、アジア、北米、欧州、南米から集まった優秀でモチベーションの高い学生たちと一コマ2時間でGPGE(地政学・地経学)を議論できて、とても刺激的だった。
世界ランキングに唯一入っている日本のビジネススクールだけあって、学生のレベルが高いと思いました。卒業した学部のレベル、学部での優等成績を示す勲章、インターン先や前職等々、今のMBA学生は私の時代とは様変わりした凄まじいバックグラウンドです。
これだけの学生に囲まれ、英語でディスカッションできる空間が日本にもあるんですね。
今日は
地政学・地経学の導入。多くの学生が「このテーマはますます我々ビジネスリーダーに重要になっている。またビジネスが拡大成長するにつれ、我々も各国政府との付き合いも増えている。このテーマをトップのビジネススクールでやっているところはまだまだ少ない」と言って大きな期待をしてくれて教室にきてくれ、ちょっと身が引き締まりました。
・自分自身におきた地政学的リスクについて
・紛争が起きやすい場所の背景にあるもの
・皆がやっている、これからやりたいビジネスの潜在的地政学的リスクは何か?
などについて生々しく議論できました。
今後はロシア、アメリカ、中国、インド、中東、日本、東南アジアについて国別に見ていきます。
一橋大学ビジネススクールでMBAを獲得した後、日本でビジネスをしたいという若い学生が増えていて、流れの変化を感じました。彼らのような人材を、果たしてわが日本国が活かせるか?
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