■弱みをつかんだ人から成功できる
労働時間が2分の1、収入は2倍になったら、悩みの99%は解決す
るはずだ。そのためには「人生逃げ切り」だ。経済的不安が解消し、
自分と周りが、毎日安心して暮らせるミニマルな成功を目指すのだ。
会社員には安定というメリットがある。だが、給与は上がらないし、
福利厚生もカットされるばかりだ。これからは普通に会社員を続け
ているだけではジリ貧になるしかない。
一方で、Web関連の知識とPCやスマホを駆使すれば、会社や組
織に頼らず、自力で生計を立てることができるようになる。これが
副業・フリーランスという働き方だ。
必要なのは個の力だ、しっかりしたスキルを身につければ、会社に
頼らず、副業・フリーランスとして稼いでいくことができる。派手
ではないかもしれないが着実にステップアップできるはずだ。
★
人生を逃げ切るために心がけるべきことは、価値ある人材になるこ
とだ。個の力で稼ぐということは、クライアントに価値を提供する
ことだ。
価値を提唱し、クライアントに喜んでもらうことでの対価として報
酬を受け取ることができるのだ。それを繰り返すことで、収入がア
ップし、理想の生き方に近づける。その結果、逃げ切りできるのだ。
だから、価値を提供できる人間になることが大事だ。ところが、最
初に「稼ぎたい」が来ると、話がおかしなことになってしまう。稼
ぐことはできても、それはあくまでも結果の話だ。
仕事のストレスを半減し、収入を倍増させるには、自分をどう見せ
るかも大事だ。価値を提供する際には、売り込み方とセルフプロデ
ュースが必要だからだ。
自分の弱みが表面に出ないように、自分を変えずに見せ方を変える
こと。弱みの解消は難しいし、コストもかかる。それよりも弱みが
際立たないところで戦うべきなのだ。
★
弱みに目覚めるべきだ。弱みをコントロールすることこそが人生逃
げ切りの最重要ポイントだからだ。自分の弱みがわからず、無謀な
戦いを繰り広げる人が少なくない。
たとえば、好感度の低い人が営業をしていたり、仕事が雑で事務に
向いていない人が経理を担当していたりというケースだ。彼らは戦
う場所を間違えている。
コスパの悪い戦いを続けていても人生は逃げ切れない。自分の弱み
くらいわかっていると思うかもしれない。だが、ぼんやりとしか認
識していないはずだ。弱みの直視は楽しくないからだ。
弱みを変えようとしても簡単には変えられるない。だが、弱みを自
覚できてさえいれば、アドバイスを求めたり、人の力を借りたりで
きる。弱みに気づいていないとそれもできない。
だから、まずは自分の弱みを知ることだ。そのためには、自分の弱
みを50書き出してみる。一人で難しければ、仲のいい友達やメン
ター、カウンセラーに聞いてみるのもいい。
★
弱みを書き出すと、すっきりするはずだ。うまくいかなかった理由
が整理できるからだ。誰しも頑張ればできるなどと思い込んでいる
が、書き出すことでそうでないことが客観的にわかる。
また、これも書き出すとわかることだが、弱みは強みに比べて極め
て具体的だ。人は、具体的であるほど認知できるものだ。そして、
対策を立てることもできるのだ。
弱みは簡単に変えられない。その部分には触れないと決めるべきだ。
そこで戦っても仕方がないからだ。それよりも、ダメな部分が発揮
されない場所で戦うことだ。それが最短ルートだ。
強みを生かそうとするのもダメだ。強みでは差がつかないからだ。
努力は大事だが、努力が報われる場所を選ぶことはもっと大事だ。
勝てる場所で勝負することが、努力するより大切なことなのだ。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)