辰巳天井相場での留意点
あす1月20日は24節季の「大寒」にあたります。1年で一番寒い時期ですが、裏を返せばその先には暖かな春が控えています。株式市場では「卯」年に跳ねて、「辰巳天井」と言われるように、今年はもう一段上昇が期待され、どこかで天井を付けると見られています。
これに新NISAも重なって、年初から株式市場は一段飛躍の形となっています。しかし今年のどこかで天井を付けるとすれば、そこから相場は反転下落することになるので、相場の変わり目を察知する必要があります。
「金融政策の転換」
最初の関門は金融政策の転換です。日米ともに今年3月以降に転換が行われる可能性が高まっています。米国の場合は利下げ開始で、日本はマイナス金利の撤廃、利上げとなります。前者は株買い材料ですが、後者は株売り要因となります。欧米では利上げが進む中でも株価は高値を付け、一見金融政策を無視して株が買われたように見えますが、よく見ればやはり市場は政策に反応しています。
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