割高は増している
おはようございます
イランが周辺国を攻撃していることが驚きをもって迎えられていると思います。ただ、当メルマガをお読みになっている皆様はこのメルマガがそのことを予見していたことをご存知だと思います。マーケットにどう影響するかは言及していませんでしたが、当てても、マーケットへの影響まで言っていないとそんな妄言どうでもいい、というのが私の周囲の評価です。いいもん、所詮、私はドMだから(笑)
■イランはなぜ攻撃を拡大するか?
このことは以前に記しましたが、イランにとって石油価格は死活問題だからです。アメリカ軍攻撃がフーシ派にあってから、フーシ派の攻撃はクールダウンする可能性があったのですが、本丸が出てきたか、という感想です。結局、イランの生命線は原油価格であり、その価格が下がることは許容ができる訳がありません。その計算方法はあまり言っていませんが、機会があればここに計算式を掲載していきます。
思うことは、人権だの、命の大切さと、きれいごとばかり世界は言っていますが、結局、世界というのはお金が稼げるか、否かで動いていると思います。人権や生命の大切さ、民主主義、独裁排除などと言った方が受け入れやすい、というだけの話なのではないのかな、と思います。
お金の動きを考えていけば、ハマスの動きも、ロシアの動き、北朝鮮、中国などもなんとなく理解ができます。これらの行動を人権や民主主義に置き換えて、ほとんどの方は説明をしますが、お金の動きでみているから、私は今回のイランの行動を予見することができた、と思います。ウクライナは勝てる見込みがない、とずっと言っていますし、インフレが簡単に終息をすることはない、とずっと言い続けています。お金の流れをみているだけだ、と私自身も最近、気づきました(笑)。中国の景気低迷などはとっくに終わっていると私は思っています。しかし、欧米人を筆頭に、懸命に中国から投資資金を引き出しているので弱く見えているだけではないのかな、というのが最近の感触です。中国のことなど誰もわからないのに、さもわかったような言質を取る方が本当に多い、と私は思います。根本的にわからないことを認めたうえで分析すると見えないことも見えてくると思います。このわからないことを前提条件にするのは非常に勇気のいることですが、わかったつもりで分析するよりは非常に有意だと私は思います。
■失業保険申請者数が劇的な減少
https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-jobless-claims.png?s=ijcusa&v=202401181342V20230410
何度も言いますが、この時期の失業保険申請者数は増加します。コンセンサス210Kで結果は187Kです。この数字は16カ月ぶりの低水準になります。
このことはある程度、予見できていたことです。後出しじゃんけんのようで申し訳ない、と思いますが、雇用総数が11月に過去最高を記録して、その後の低下の具合があまりにも緩慢であったのと、労働参加率の劇的な低下の割には失業保険の継続受給者がちっとも伸びなかったのがずっとおかしな現象が起こっているな、とは思っていました。推測に推測を重ね、ちっとも科学的ではないので、いうのを控えました。
総雇用
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