6年前の本日1月21日、日本全国が大雪に見舞われたあの日、我が師西部邁は多摩川に入水しこの世を去りました。
この日にあわせこの度、西部邁の大学、学生運動の先輩でもある故森田実との共著で、
『「西部邁」を語る』(藤井聡×森田実)
を出版いたしました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4846023591
西部先生の自裁から6年。ということは、先生からお引き継ぎした言論誌『表現者クライテリオン』の編集長を、6年続けてきたということでもあります。
もし、西部先生が、編集長就任を当方に打診しておられなければ、実に多くの物事が全く違った形で展開していました。
『表現者クライテリオン』は存在せず、それに伴うテレビもラジオも塾もなく、それに直接間接に関わった方々の人生も、そして何より表現者賞で受賞された方々の人生も全く違ったものとなっていたことでしょう。
当方個人に関わるわずか6年間だけでそれだけの大きな影響をもたらした人物が、西部邁という方でした。
だとすれば、私以外の西部先生の多くの弟子達や、西部先生の言論に触れたもっと多くの人々を介した西部先生による影響の大きさは、計り知れぬものがあります。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)