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【Vol.474】佐高信の筆刀両断~疑惑の主役と脇役~

佐高信の筆刀両断
▼▽▼ Vol.474 -------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 佐高信の筆刀両断~疑惑の主役と脇役~                2024/1/26 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・筆刀両断 疑惑の主役と脇役 2・『噂の真相』人名録(40) 上野千鶴子 3・雑記 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ このメルマガのバックナンバーは全てこちら https://www.mag2.com/archives/0001634907/ でご覧いただけます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・筆刀両断 疑惑の主役と脇役 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 裏金事件は第2のリクルート事件と言われるが、 リクルートでは首相の中曾根康弘が 側近の藤波孝生(官房長官)を身代わりにして逃げ切った。 中曾根はロッキードでも助かっている。 今度の裏金で、かつての中曾根に位置するのは森喜朗だろう。 森はリクルートでも疑惑の政治家だった。 私は1989年春に『スポーツニッポン』の依頼で同紙に 「リクルート疑惑の検証」を書いた。 「疑惑の源流」と「疑惑の主役と脇役」と2回にわたってである。 後者の第13回が「危うし、森喜朗」で 「自民党石川県連会長の森喜朗が辞任した。 リクルートコスモス株3万株を譲渡され、 本人が早々にそれを認めたことで、 以後、あまりマスコミでは問題となっていないが、 地元では大変らしい」と始まる。 選挙区の小松市では、駅とか地下道に、 スプレーで「森喜朗、近日中に逮捕」などと大書されたからである。

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