先週末1月19日のアメリカ株式市場では、S&P500が史上
最高値を更新しました!♪
市場では、「2022年10月12日以降、強気相場が続いている
かもしれない」ことが広く認識され始めました。
振り返ると、S&P500の22年10月12日以降の上昇率は3
5%。先週末の1月19日には史上最高値の4839.81で取
引を終えました。
S&P500の史上高値更新は、アメリカ株式市場が新たなフェー
ス(段階)に入ったことを象徴している可能性はあります。
こちら貞子メルマガでは、日本株式市場においては既に「大きく
強気へと方針転換」しています!!!♪
アメリカ株式市場においても近いうちに「大きく強気へと方針転
換」するかもしれません・
パウエルFRBは既に「2024年におよそ3回の利下げを検討し
ている」ことを示唆しています。
金利市場では「最初の利下げは何時始まるのか?そして、その利
下げ幅は年間でどれくらいか???」といった議論が盛んです。
けれども、株式市場にとっては「アメリカ経済が景気後退入りす
る可能性が高まれば、FRBはそれ(景気後退)を回避するために
利下げを行なう準備がある」という「FRBからのハト派メッセー
ジ」こそが大切なのかもしれません。
アメリカ経済のソフトランディングの可能性はぐっと高まってい
ると言えるでしょう。
歴史を振り返ると、アメリカ株式市場がソフトランディングに成
功したのは1990年代半ばの一回しかありません。
当時は、アメリカ経済ではIT革命が始まっていました。IT革命
の進行でアメリカ企業は生産性を高め、この生産性の高まりがそ
の後のアメリカ経済を「インフレ無き繁栄(=息の長い成長)」へ
と導きました。90年代半ばに始まったITブームは巨大なバブル
を形成するも、2001年まで続きました。
今、アメリカ経済ではAI革命が進行中です。
このAI革命は、今ではテスラが脱落、「GAFAM+エヌビディア」
の巨大テクノロジー企業6社が中心となって進めています。
このAIを積極的に導入した企業たちはその生産性を高めて、今後
収益を伸ばしてゆくことが大いに期待されています。
「アメリカ経済のソフトランディングの可能性の高まり」の背景
には、「AI革命による生産性の高まりがアメリカ経済を『インフレ
無き繁栄(=経済成長)』へと導いている」との「楽観論」が基調
となっています。
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