ビックテックを今更買っても大丈夫？　株式、債券市場共に明るい兆しの2024年

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 花輪陽子のシンガポール富裕層が教えるお金持ちになる方法 /第109号/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■ビックテックを今更買っても大丈夫？　株式、債券市場共に明るい兆しの2024年 シンガポール在住FPの花輪陽子です。新NISAもはじまり、S＆P500種指数は19日に史上最高値を更新しました。日経平均株価も史上最高値に近づいてきています。 米国の景気がハードランディングではなく、ソフトランディングの期待が高まっています。また、AIブームから、「マグニフィセント7」として知られている超大型ハイテク株のグループが台頭しています。 米国上場企業の最大手 7 社とは、（テクノロジー大手の Apple、Microsoft、Google の親会社 Alphabet、Amazon、Meta Platforms）と、新規参入企業の Nvidia と Tesla の 2 社のことを指します。 この 7 つの銘柄が2023年の S&P 500 指数の上昇のほとんどを担い、ベンチマーク指数を強気市場の領域に押し上げることに貢献しました。 マグニフィシェント・セブンの時価総額の合計は、中国とアメリカを除いたすべての国のGDPよりも大きくなっています。 マグニフィシェント・セブンの中でまだ割安な銘柄はあるのでしょうか。 PEG（Price Earnings Growth Ratio）レシオとは、企業の中期的な利益成長率を加味して株価の水準を測る指標のことです。予想株価収益率（PER）を一株当たりの予想利益成長率で割って算出します。PEGレシオが1倍以下なら割安、2倍以上なら割高と言われています。