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第782回 「プロジェクト2025」で激変する「FRB」、金本位制の導入か?、来年5月の「WHO」新条約、プレヤーレンの警告

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第782回 「プロジェクト2025」で激変する「FRB」、金本位制の導入か?、来年5月の「WHO」新条約、プレヤーレンの警告 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回は「プロジェクト2025」の中にある「連邦準備制度理事会(FRB)」の全面的な改革案を紹介する。なんと金本位制の導入に向けてのプランであった。これが金融システムにもたらす影響は甚大である。最後に、プレヤーレンが警告する2025年5月に導入される「WHO」の秘密計画について書く。 ▼「プロジェクト2025」が提唱する金本位制の導入 それでは早速今回のメインテーマを書く。次期トランプ政権の政策プランである「プロジェクト2025」が提唱する金本位制についてだ。これは大変に過激な計画で、本当に導入されることにでもなれば、世界経済や金融システムは激変してしまうことになる。 トランプの躍進は止まらなくなっている。23日に実施された東部ニューハンプシャー州の予備戦ではトランプが勝利した。ニューハンプシャー州はリベラル色の強い州であるにもかかわらず、トランプは勝利した。一方対立候補のヘイリー元国連大使は選挙戦を離脱せず、予備戦を継続するとした。 このように、予備戦が実施されるたびにトランプの一強状態に拍車がかかっている。このまま行くと、大統領選挙はトランプとバイデンとの争いになり、強いトランプ旋風が吹いていることから、支持率の低いバイデンを圧倒して、トランプが次期大統領に選出される公算が高まっている。 ●注目されていない「プロジェクト2025」 トランプが選出され、共和党の政権になると、前回の記事で紹介した「プロジェクト2025」が提言している改革案が全面的に導入され、このプロジェクトチームが「ディープ・ステーツ」と呼ぶ連邦政府官僚機構の解体が実施される可能性は高い。これは、アメリカの過去の歴史にはない連邦政府の全面的な変革になることは間違いない。 しかし、その内容の驚くべき過激さにもかかわらず、アメリカや日本の主要メディアでこれが話題にされることはまずない。これを解説しているユーチューブのリベラル系チャンネルによると、「プロジェクト2025」の内容があまりに過激であるために、「まさかこれが導入されるわけがない」とたかを括り本気にしていないことが原因だという。 これは2016年の大統領選挙と同じような状況である。トランプが大統領選挙に立候補を表明したのは、2015年8月であった。それから2016年半ばくらいまで、全米の主要メディアはトランプを泡沫候補として扱い、トランプが勝利する可能性を真剣に考えることはなかった。この傾向はトランプの優勢が次第に明らかになった選挙直前の10月末まで、トランプの勝利の可能性を報じる主要メディアはなかった。そして、11月の選挙でトランプが勝利した後では、主要メディアは茫然自失となり、現実を受け入れることができなかっか。 もちろん今回の選挙では、すでにトランプは大統領職を一期務めており、またあらゆる世論調査で圧倒的な優勢が伝えられているので、トランプの勝利の可能性を否定する主要メディアはない。しかしながら、その政策プランである「プロジェクト2025」となると、話は異なる。これに対しては、2016年にトランプを泡沫候補としたと同じような扱いだ。内容が衝撃的すぎて、「悪い冗談」としか見られておらず、トランプが勝利しても現実的に導入は不可能であるとされているのだ。

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