喜多川泰のLeader’s Village Vol.96号です。
新しい年が始まっておよそひと月。
書類やサインで日付を書く際にも、「令和6年」や「2024」と書くことにようやく慣れてきました。
「新年になってLeader’s Villageを読み始めた」
「職場の先輩に薦められて」
といった新しい村民の方もまた徐々に増えてきています。
いつもご紹介いただき、本当にありがとうございます。
こういった「学び」は同じ職場の人が複数人で共有することで、指導の成果もそうですが、仕事に対する喜びも加速していきます。
村民のみなさんが、一緒に働く身近な人と共有したくなるような内容をこれからも発信していきたいと思います。
ともに、金曜朝を楽しみにする仲間を増やしていきましょう。
さて、受験前やテスト前など、やらなければならないことがあるはずなのに、子どもがいつまでたっても動き出そうとしないということがあるでしょ。
最初は、
「まあ、受験生とはいえ、息抜きは必要よね」
と黙って見ているんだけれども、
息抜きどころか、いつまでも動き出そうとしない様子を見るとやはり一言言いたくなる。
「いつまで、TV見てるの?」
「自分から動き出すのを待ってたんだけど、そうするといつまでたっても動かないじゃない」
「いい加減にゲームをやめて、やるべきことをやりなさい」
ってね。
まあ、言いたくなりますよね。
そして、相手の機嫌を損ねないようにそれを伝えるにはどうしたらいいのかということに苦心する。
でも、どんな言い方をしたところで、言われた側は、
「これが終わったらやろうと思ってたのに、そうやっていうからやる気がなくなるんじゃん」
「今、セーブしてんじゃん。それなのにそうやって言われるとホントにイライラするんだけど」
と機嫌を損ねる。
結局、嫌な雰囲気が残ってしまうんですよね。
子どもが子供部屋に行った後のリビングで、
「どうしてもっと上手な言い方ができないんだろう…」
って、洗い物をしながら一人で落ち込んだりしてね。
村民のあなたも、同じような経験をして、
「喜多川先生ならきっとうまくやるんだろうな。どうやって言うんだろう?」
なんて思ったりしてるんじゃない?
子どものやる気を削ぐことなく、それをうまく伝える方法。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)