そういえば、何の時だったか忘れてしまったが、日本の歴史教育の話になったとき、年代を順に追って授業で取り上げるから、近代史に差し掛かると授業時間が足りなくなって駆け足で教師が授業をしてしまう。という話を聞いて、「あれ?私はそういえば学校で近代史から学んだな」と思い出したのです。
私が通っていた学校は中学校、高校と私立「和光学園」という自由と平等を掲げる珍しい教育方針を持つ学校だったので、教科書はほぼ使わず、先生が作ってくるプリントに沿って勉強をしていました。
私とよく話をする人はおそらく「あれ?菱山さんって江戸時代の基本的な知識無い?」と思われることがあったと思います。
そうなんです、私はぶっちゃけ、江戸時代とかなんかその辺の時代のこと全然詳しくないんです。
戦国武将とかなんか聞いただけで興味全く湧かないというか・・・
今までそれは私の「勉強嫌い」に起因するものだと思っていたのですが、仲良しの作家柚木麻子さんの「らんたん」を読んでから、勉強嫌いなんじゃなくて、男性による男性のための歴史に興味が持てなかったんだということが分かりました。
戦争、権力争い、世襲・・・ぐえーーーって感じ。
で女は大奥とか女同士の分断を面白おかしく描かれるような番組も多くて、余計に遠のいていたんですよね。
なんか女の私にはあんま関係ない話だなと思ってしまい、興味が持てず、おじさんたちの名前を覚える気にもならなかったんです。
その証拠に、柚木麻子さんの「らんたん」を読んでからはがぜん、闘ってきた女たちの歴史を積極的に学んだり、女の闘いから見る歴史背景は面白い!
すぐ戦とかしないしね。
政治の世界も同じなのかな。
オジサンたちだけでやってきたから派閥とか線を引きたがったり、三角のヒエラルキーの中に人々を落とし込めたがったりするのかな。
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