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国際戦略コラム NO.p0804 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2024.01.29 ???
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戦争経済に世界が移行
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ヨハネの黙示録の第7番目の騎士が出てきた状態で、世界は最終戦争
に向けて、戦争経済体制の構築に向かっている。しかし、日本は、
まだ第3次世界戦争を意識していない。今後の動向を検討する。
津田より
0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2024年1月19日に37,863ドルで最高値になり、22日は138ドル高の
38,001ドルで更新、23日は96ドル安の37,905ドル、24日は99ドル安
の37,806ドル、25日は242ドル高の38,049ドルで更新、26日は38,109
ドルで更新。
先週、株価は240ドル上昇した。過去最高値を更新して、3万8千ドル
台を越えた。昨年12月の米個人消費支出(PCE)は市場予想を上
回る伸びとなり、かつ米国の第4四半期のGDPが3.3%増となり2.0%の
市場予想を上回ったことで、景気の先行きへの期待が高まったこと
による。しかし、前四半期の4.9%増よりは少ない。
そして、2023年の米企業の倒産件数が642件と、金融危機後の10年の
827件以来、13年ぶりの高水準となった。高金利に加え、賃金上昇な
どコスト増も相まって財務が悪化した企業が相次いだ。徐々に高金
利の重みが出ている。
この上に、緊急貸出制度(銀行ターム資金供給プログラム)をFRBは
突然終了した。その上、リバース・レポ金利をゼロまで引き下げた。
これにより、銀行の準備金が引き上げられることになるが、高金利
の資金を借りてくれる企業がないので、銀行危機の再来になる確率
が高い。
企業業績も落ち始めている。テスラやインテルなどの業績は落ちて
いる。エヌビディアやAMD、TSMCなどのAI関連半導体やマイクロソフ
ト、メタ、グーグルなどのAIソフト関連企業だけが良い状態である。
それなのに、米国株が上昇している。武器の増産が続いているから
だ。3ケ月で1兆ドルの財政支出しているが、この多くは武器増産であ
る。米国も戦争経済化をしているので、支出が増えている。今は、
ウクライナへの武器援助ができないが、イスラエルに対して、武器
販売をしている。それと、米国自身が、中東での戦争に備える必要
があるからだ。この戦争経済シフトをマスコミは無視している。
トランプ氏は、ニューハンプシャー州の共和党予備選で、ヘイリー
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