中国経済回復期待の裏で潜行するデフレ
先週の火曜日から政府の経済支援策に期待して中国株が連騰を見せました。輸出や生産の回復もあって市場には経済支援策を受けた中国経済の回復を期待する機運が高まっています。しかしその一方で、一部の指標や、数字に表れない不思議な現象もみられ、中国ではデフレが潜行している可能性があり、これが周辺国にも少なからず影響する可能性を秘めています。
「回復指標と信憑性」
ここへきて中国株が反発している以外にも、中国経済の回復を期待させる指標がいくつか続きました。その筆頭がGDP(国内総生産)で、昨年10-12月期は前年比5.2%成長に回復し、年間でも5.2%成長となって政府の目標5%を達成しました。その他でも輸出(ドル建て)は12月に前年比2.3%増と、2か月連続のプラスとなり、生産も12月は6.8%増となりました。
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