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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
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第657号(2024/1/28) 日銀金融政策決定会合を巡っての短期ドタバタのあと、米国では半導体株が崩れた/日米の企業決算が注視されよう
この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。
※ 自主開催セミナーの予定です(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。
2/3(土)大阪(4/18)
2/10(土)浅草(17/20)(残席:3)
2/17(土)福岡(6/20)
2/24(土)ウェブ(10/150)
3/2(土)葛西(1/25)
3/30(土)名古屋(4/25)
4/6(土)浜松町(1/25)
4/13(土)ウェブ(0/150)
4/20(土)札幌(4/25)
4/27(土)高岡(1/25)
6/1(土)大阪(0/18)
6/15(土)横浜(2/20)
6/29(土)福岡(0/20)
7/13(土)浅草(2/20)
7/27(土)ウェブ(0/150)
セミナーのスケジュールは、
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html
のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。
☆過ぎし花~先週(1/22~1/26)の世界経済・市場を振り返って
<週前半は、日銀金融政策決定会合をネタとして、日本株や円相場は短期的にドタバタ、週末は米半導体株が崩れた>
(まとめ)
先週前半は、1/23(火)に日銀金融政策決定会合の結果が公表された直後まで、日本株の上振れが生じました。これは、先々週までの「TSMC祭り」の余勢を駆ったことに加え、一部海外筋が「日銀は今年、ほとんど利上げなどできないだろう」という根拠の薄いシナリオを掲げながら、日本株高・円安方向の売買に走っていたためだと推察します。
ただ、実際に金融政策の変更がない、との決定が公表されて少し経つと、そうした投機的売買が一巡したためか、日本株は週末に向けて極めて小幅ながら調整気味の推移となりました。また円相場は、一時的に円高に振れる局面が生じました。
米国では、10~12月期の決算発表に対する個別の株価の反応は、好悪まちまちでした。先週公表されたマクロ経済指標が、「景気はしっかりしているが、インフレ率は改善している」といった、株価に都合がよい内容のものが多かったため、主要な株価指数は高値を維持したものの、1/25(木)の引け後に発表されたインテルの先行きの収益見通しが失望を招き、翌1/26(金)のナスダック総合指数や、特にSOX指数は、暗転の様相を示して週を終えました。
(詳細)
先週の前半は、日銀金融政策決定会合を巡る勝手な思惑(あるいはそうした思惑が存在すると偽っての投機的売買)により、日本の株価指数や円相場は不安定な動きとなりました。
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